さーふぇす・らいふ

「考えること」を考えてみたいと思ってます。でも、考えを進める速度はカメより遅いかもしれない。

シアワセって何って考えてみる

自分が何をしたいとか、中二病的なことを考えてみた。

まずは、会社で島耕作みたいにトントン拍子に出世するとかそういうのを
思い浮かべた。

確かに出世すると気持ちはいいし、精神的にはよさそうだけど、競争に勝ち
続けるたゆみない努力が必要で、天才肌で大した労力もかけずに成功した
みたいなサクセスストーリーは後づけで作られたものか、傀儡的に祭り上げ
られた虚像か、本当に知能が高いスーパーマンみたいな人がやったか、い
ずれにしても普通の人がポッとできるようなモノではないはず。

なので、労力をかけても結果がイマイチくらいのところに落ち着くのが大半
の人のパターンだろうから、あまり報われないしプライベートの時間なんか
は少ないだろうし、幸福度的にはイマイチだろうね。

次に、バブル期に証券会社でぼろもうけして、マンション経営とかで余生を
送ってるみたいな人とか、FXで一発勝負に出てお金がたくさんあるような人
は、楽な人生を送れるだろうけど、お金があることはないよりはシアワセだ
ろうけど、その後どう過ごすかによるんだろうね。

だいたい、普段使わないようなお金を持つとロクなものに使わないっていうし。
異性に使ったりとかしそうだよね、後は高額商品とか別になくてもいいもの買
っても、もっと高価なものが欲しくなるのがオチだと思う。働きたくないなあ
って思うことはあっても、ラクすることってシアワセってわけでもないと思う。

まあ、この辺まで考えてみて思いついたけど、幸せって言うのは個々人でモノ
サシが違うので、その人の根っこにある願望みたいなものを満たすことなの
かもね。あとは育った時代的な幸福像とかも影響してくると思う。友達に囲ま
れてみたいのがシアワセって、自分たちより上の世代の人にはあるようだって
思うけど、自分なんかは、そんなつきあいより自分の時間を大事にしたいって
思っちゃったりするから。それから、その時々のシチュエーションで、仕事が
ハードだったりすると休みたいとか、その時満たされないキモチや願望なんか
も反映されるって思う。

 自分なんかは多感な時期はシラケ世代って呼ばれてた。どっちかっていうと
社会に属することに否定的なスタンスで育ってきたから、自分の好きなこと
をできるだけ多くやるって言うのが幸せなんだと思う。お金とかそんなにた
くさんはなくてもいいので、自分の時間を持ちたいなあ。

迷走論みたいにメンドクサイことから逃げて、当時ミーイズムって言われて
たけど、自分の好きなことに時間を割くような価値観をもって平穏に過ごせ
るのがいいかもね。それがシアワセだって思う。

車とか熱狂していたのもちょっと上の世代だし、モノはそんなにいらない
そのあたりが、自分の幸福感かな。