さーふぇす・らいふ

「考えること」を考えてみたいと思ってます。でも、考えを進める速度はカメより遅いかもしれない。

昨日、YouTubeでオールナイトニッポンを聞いて思ったこと

昨日、谷山浩子の「ねこの森には帰れない」が急に聞きたく
なってYouTube探してたら、なんか去年オールナイトニッポ
ン40周年記念で、歴代のパーソナリティを集めて40時間
スペシャルというイベントをやっていたのをたまたま発見。

谷山浩子さんも中島みゆきさんの後の時間にトークをして
いて、YouTubeにその時の放送があったので、聞いてみた。

当時自分は中学生?高校生くらいか?学生生活は競争社会
と言われてヒートアップしていたけど、画一社会、学歴社会
といわれていた。

中学時代には競争社会から脱落する人や、家の問題なんかを
抱えている人は今より多かったと思う。

でも、当時、ニートとか引きこもりはいなかったのは、オー
ルナイトニッポンのような受け皿があったからなんでは?
って思った。

リアルワールドで恵まれない人も、夜中に一緒に面白おかし
く盛り上がるコーナーがあって、ハガキ投稿すれば参加できる。
家の悩みなんかを投稿して、みんなで共有する場もあった。

オールナイトニッポン自体もクラスの男子は2~3割くらい
の人は聞いていたか、話題についていけるくらいの知識はあ
ったと思う。

今は個の社会なので、悩みを共有できる場が少なくなっている
のではないか、オンラインゲームとかは共同行動はとれるけど、
それはシナリオの中での共同行為のみであって、プライバシー
が守られている分、相手がどんな人か、簡単には知ることはで
きないし、ストレートに家の問題なんかをグチったり、弱音を
吐いたりして励ましてくれるような場はないよね。

オールナイトニッポンがそういう場だったんじゃないかなって
思ったんだよね。

 昔が良かったとは思わないけど、そういう受け皿があって、世
の中の人も、競争に疲れると、放送を聞いて共感できた時代だっ
たって話。